2017年08月10日

京都の名所旧跡ご紹介20 六道珍皇寺

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木曜日はお弁当がないので、
京都の名所旧跡をご案内します。
 
「六道さん」の名前でも親しまれている
「六道珍皇寺」は建仁寺の塔頭寺院です。

このあたりは かつて、
鳥辺野へ死者を葬送するための場所だったため、
「この世とあの世の境」とされていました。

「六道」とは「地獄道」「餓鬼道」
「畜生道」「修羅道」「人道」「天道」のこと。
人は因果応報によって、
死後はこの六道を輪廻転生するといいます。
 
本堂の裏にある井戸は、
昼は嵯峨天皇に仕え、
夜は閻魔大王に出仕したという小野篁さんが
閻魔さんの元へ通った入口だったそうです。
篁さんは いつ寝ていたのでしょうか。。
 
8月7日から10日までは
毎年、「六道まいり」が行われています。
ご先祖様の精霊をこの世に呼び戻すため、
「迎え鐘」を撞く参拝者の方で賑わいます。
 
「六道まいり」には作法があります。
●境内参道で「高野槙」を買う。
●本堂前で故人の戒名を水塔婆に書いてもらう。
●迎え鐘を撞く。
●本尊の薬師如来様にお参りをし、
ご先祖様の精霊が無事に
お家にお戻りになるようお願いをする。
●水塔婆を線香で浄める。
●境内にある「賽の河原」と呼ばれる場所で、
水塔婆を水向け用の桶に納めて、
高野槙の穂先で水塔婆を湿らせる
「水回向」を行う。
 
このあと、お参りから
帰ったあとの作法なんかもあるのですが、
私は この作法について読んで、
「じゃあ、いいや」となりました。

「信仰」ってそういうことなんだと思う。
ミーハーな気持ちで来るなよ・・と
言われているような気がしました。
青空の下、境内には 
参拝者の撞く迎え鐘の音が鳴り響いていました。
 
ちなみに8月7日〜8月10日といえば、
五条坂陶器まつりの期間と同じですが、
それもそのはず。
もともと陶器まつりは「六道まいり」に
全国から訪れる方たちに向けて、
五条坂の窯元の皆さんが、
普段なら販売できない焼き物を
リーズナブルに販売する
いわば「アウトレット陶器市」を
大正9年に行ったのが始まりです。

由来を知ると「六道さん」にも
お参りしたくなるものです。
「六道まいり」はしなかったけど。

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posted by 涌井慎 at 16:11 | Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この世とあの世の境…って事は、
昔はこの近辺に歌○師匠がゴロゴロ転がってたんですね。
(すみません、歌○師匠は生きてませんよ。)

それにしても、小野さんと高村さんって凄い方だったんですね。
昼は天皇に仕え、夜は閻魔様に仕えてたんですから…。
あと、高村さんはいつ寝るんだとおっしゃってましたが、
おそらく三途の川の河川敷で歌○師匠と一緒に寝たんでしょうね。
(だからぁ〜、歌○師匠は生きてねぇ〜っつーの!!)
Posted by 独眼竜菊正宗 at 2017年08月10日 17:29
独眼竜菊正宗さん、
小野篁さんはすごい方だったようです。
いろんな伝説が残っています。
Posted by 涌井慎 at 2017年08月11日 13:11
そりゃあ〜閻魔様や歌○師匠や竜じい(井上竜夫さん)に逢った事のある方ですから、
いろんな伝説もあっておかしくないと思いますよ。

ちなみに、今日(8/14)は歌○師匠の誕生日です。
でも、お盆に生まれるなんて…まるで幽霊みたいですね。
という事は、誕生日と言うよりは「命日」と言ったほうがしっくり来ますね。
(死んだ人を悪く言うのはやめましょう)
Posted by 独眼竜菊正宗 at 2017年08月14日 17:33
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