2017年08月05日

京都の名所旧跡ご紹介19 神明神社

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土曜日はお弁当がありません。
なんの需要があるのかわかりませんが、
京都の名所旧跡をご案内します。
 
「神明神社」は 烏丸綾小路を
東へ入っていくとある小さな神社です。
この場所は平安時代末期、
近衛天皇の御妃の養父にあたる
藤原忠通さんの屋敷があり、
「四条内裏」「四条東洞院内裏」と
呼ばれていました。

屋敷のなかにあった鎮守の森が
「神明神社」です。ご祭神は「天照大神」。
創建年代は明らかにされていませんが、
平安時代から存在していたのは確かのようです。
 
言い伝えによりますと、
近衛天皇の時代、「鵺」というバケモノが
夜ごと、空に現れて都を騒がせていたそうです。
「鵺」とは 頭が猿、尾が蛇、
手足が虎の大妖怪。まぁ、バケモノですわ。

どこにも鳥らしき箇所がありませんが、
空に現れているくらいですから、
鳥的要素もあったのでしょう。
都を騒がせるくらいのバケモノですから、
ハートはチキンではなかったと思われます。
 
さて、弓の名手として鳴らした源頼政さんは、
退治の命令を受け、
コチラの神社に願いを込めた後、
見事、バケモノを退治したとされています。

このとき使われた弓矢の「やじり」が、
いまも神社に残されているそうです。
伝説と現実の境目が気になりますが、
そんな由縁もあって、「神明神社」は
火除け、厄除けの神様として親しまれています。
 
せっかくなんで、
気になる「鵺退治」の話を少し調べてみました。
鵺退治を仰せつかった源頼政さんは、
酒呑童子を退治したという
源頼光さんの子孫です。
頼政さんに退治された「鵺」の言い伝えは
全国各地に残っていて、
静岡県浜松市には 
「三ケ日町鵺代」という地名もあります。
 
ちなみに・・静岡は、
けっこう鵺にゆかりがあるらしく、
伊豆の国市には「鵺」をモチーフにした
「ぬえ左衛門」という、
ゆるキャラがいます。
都を大騒がせしたとは思えないゆるさです。

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posted by 涌井慎 at 12:56 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする