2017年07月29日

京都の名所旧跡ご紹介15 青蓮院

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土曜日はお弁当がありませんので、
京都の名所旧跡ご案内です。
 
地下鉄東山駅から歩いて5分ほど、
粟田口にある「青蓮院門跡」。
京都市の天然記念物に指定されている
門前の大きなクスノキが目印です。

「三千院」「妙法院」
「曼珠院」「毘沙門堂」とともに
天台宗の「京都五ヶ室門跡」の一つに
数えられています。
 
平安時代末期から、明治にかけて、
親王や王が出家して、
コチラの門主(住職)になっていました。
このため、
「粟田口にある御所」といった意味合いで、
「粟田御所」とも呼ばれています。
江戸時代の「天明の大火」で
御所が炎上した際は
「後桜町上皇」が住まう仮御所にもなりました。
 
※炎上といってもアルバイト中に
冷蔵庫の中に入って写真を撮影したり、
14歳の棋士の顔マネをしたりしたわけではない。
 
境内にある茶室「好文亭」は
「後桜町上皇」が、
学問所としてお使いになった
由緒正しい建築物です。

ただ、京都府警察および
青蓮院のHPを見てみますと、
この建物は平成5年、沖縄植樹祭に反対する
極左暴力集団によるゲリラ事件の被害で焼失。
のちに焼失前の図面や
青蓮院に所蔵されている
創建当初の平面図を基に、
平成7年、江戸時代の本格的数寄屋作りを
忠実に再現して竣工しました。
木材等の材質も全く同じで、
完全復元されたそうです。
 
将軍塚の飛び地境内にある「青龍殿」には、
日本三不動の一つ「青不動」
(青不動明王二童子像)が置かれています。
平安時代中期11世紀頃に
製作されたとされていて、
日本の仏教絵画史の最高傑作の一つです。
いつ、どういうタイミングで観たのか?
忘れましたが、この青不動さんは 
とにかく見た目に怒りが満ち満ちております。
 
ただ、ラッシュアワーに
駅員に悪態をついているおじさんのような
自分の苛立ちを発散させたい系の怒りではなく、
(当たり前か。)
虚栄心とか小さなプライドとかを
喝破されるような鋭い眼差しです。
一点の曇りもない
孫悟空のような心であの青不動を眺めたら、
ひょっとしたら満面の笑顔を
見せてくれるのかもしれません。
※「青不動」は普段は非公開です。

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posted by 涌井慎 at 20:33 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする